67。

私が好きになったろくちゃんはお医者さん、既婚者でした。そんな彼とのあれこれを綴ります。

カレーとカヌレ。



7「今日はなんだと思いますか?」




6「ん〜、パウンドケーキ?」




7「ぶー。ヒントはカレーに似ています」




6「2年前の今日はカレーを作ってきてくれたもんね」







そうだ


2年前の今日

路地裏2階の小さなカフェで

チマッと並んで珈琲を飲んだ



それから、お部屋で

甘い甘いコトをして

カレーを食べたんだった








7「2号店は、広いですね」




6「そうだね、そして結構賑やかだね」







今年は2号店の方で

向かい合って珈琲を飲んだ
















6「あ!カヌレかな?」





7「。。。」





なかなか当てられなくて困るろくちゃんを





6「違った?」





じっくり堪能したかったのにー!





7「どうして当てちゃうの?!」







って言うか、

カレーからカヌレなんて思いつかないはずなのに







6「え、なんか、ごめん、


カレーカレーカレーカヌレって、久しぶりにカヌレかなぁと」





もしかして




7「正解です。でもあげないかも。」







6「え!」







似てきたのかな?私達












2号店は広くて、

賑わっていて、

明るくて、

おしゃれ、







だったと思う











向かい合って座ると


ろくちゃんしか残らない












そんな私。